[FUJI ROCK FESTIVAL ’10 DAY 3] @苗場スキー場

MATT & KIM / YEASAYER / DONOVAN FRANKENREITER / VAMPIRE WEEKEND / FOALS / LCD SOUNDSYSTEM / ATOMS FOR PEACE / Gellers / MASSIVE ATTACK / DJ ALEXIS TAYLOR (from HOT CHIP) / DJ JAMES MURPHY (LCD SOUNDSYSTEM) / HORSE MEAT DISCO ほか


いよいよ最終日。やはり雲は多めだけどいちおう晴れている。前2日は朝昼は晴れ→夕方〜夜に大雨というパターンだったのでこの日も雨だろうか…と悲観的になる。

この日はまずホワイトステージのMATT & KIMから。前日アバロンで見ていたく気に入ったのでまた見た。やっぱよかった。男女2人でシンセ+ドラムでUSインディーポップ全開のメロというと、Mates of stateという人たちを思い出したりしましたが(こっちは女性がメインボーカルですが)、MATT & KIMの方がパンキッシュな勢いがあってライブ映えしますね。帰ったら絶対CD買おうと思った。

最後まで見て、レッドマーキーのYEASAYERを途中から。遠巻きに眺めてただけで、あんまりちゃんと見てないので特に感想無し。レッドマーキーはやる気出して前の方まで行かないとなかなかライブに入り込めない。

それからグリーンステージでDONOVAN FRANKENREITER。プロサーファー兼サーフミュージックアーティスト。夏の野外にジャストな感じの力の入りすぎない音でした。天気が曇り気味だったのが惜しい。最後の方の曲で客席にマイク渡して客が交代で歌ってたのが面白かった。

それからトイレ休憩などして、万全の体制で楽しみにしていたVAMPIRE WEEKENDをグリーンステージで。音源はほとんど聴いたことない状態でライブを見たのですが、予想を上回って相当よかった。軽快でアメリカンな乾いたノリ、バリエーション豊富なアレンジ、そして全曲共通してキャッチーなメロディー。総合するとめちゃくちゃ楽しい!見た目若いのにこのセンスの良さはさすがニューヨークといったところでしょうか…。超いいバンドでした。

Vampire終わりで幸せな気持ちのままホワイトステージに移動してFOALS…のはずが、ホワイトに着いたとたん眠気が。結局ほとんど寝ててちゃんと聴いてない。2008年のフジに出たときもレッドマーキーで見たような気もするんだけど、悪くはないけど大好きな音ではないなーと思った記憶があって、今回半分寝ながら聴いた感想もあまり変わらず。音源ちゃんと聴けばまた印象変わるかも。

次もホワイトに居残り、LCD SOUNDSYSTEM。ライブは初見。もっと打ち込みバキバキの音かと思ってたらバンドで演奏してました。James Murphyが思いのほか歌い続けてたのが印象的でした。「All My Friends」が盛り上がった。

LCDのライブはもちろんよかったんだけど、ライブ途中で後ろの方の客はぞろぞろとグリーン方面に移動を開始していました。なぜなら、トム・ヨークやレッチリのフリー、ナイジェル・ゴドリッチが参加するATOMS FOR PEACEのライブが近づいていたから。僕も例に漏れず、開始ぎりぎりにグリーンに移動し、とりあえずAtomsの最初3曲くらいを見る。僕はRadioheadはほとんど聴いたことないのでこのバンドにあまり思い入れがなく、割とフラットな気持ちで見ることができたと思うのですが、序盤を聴いて「わ、けっこういいな」と引き込まれました。どんよりとした陰鬱な演奏をするという先入観があったのですが、実際はけっこうグルービーでうねった音で(リズムパートがよかった)、トムも声張って歌ったりしてました。僕のようなRadioheadあまり好きじゃない人こそはまりそうな音でした。

しかしやはり大好きなGellersを見たい…ということで、序盤でAtomsを抜けて苗場食堂に移動。さすがにAtomsの裏だけあって客は少なめ。Gellersをフジで見るのは2007年のルーキーアゴーゴー以来でしたが、今回の方が遥かによかったです。Gellersメンバーのトムヨーク見たさ?がいい方向に作用したのか、いつも以上にぶち切れた迫真のステージでありました。Buscapeの勢いが半端なかった。勢いあまりすぎて川副さんがギターの弦を切ってしまってました。張り替えに時間がかかかってる間にトクマルさんがRadioheadのCreepのイントロをふざけてつま弾いたところ客席が思いのほか沸いたため、そのままベースとドラムが加わってサビまで熱唱するというまさかのサプライズもあり。今年のフジで一番「うわー!」って声が出た瞬間だったかもしれない。やっぱトクマルさんもトムヨーク好きなんだなあと思いました。ちなみに曲目は グァテマラ→M→Buscape→(Creep)→Colorado→川副さんVo.新曲→9 teeth Picabia という感じでした。グァテマラ早く音源でないかなあ。

Gellers終了後小走りでグリーンステージに戻りAtoms for Peaceつづきを見る。友だちが言うには僕が抜けてる間が一番盛り上がっていたらしい。まあ仕方ない。

そして本日の大トリMASSIVE ATTACKをグリーンステージで見る。2003年のフジ出演時は裏のMogwaiを見てMassiveを見逃したことをずっと後悔していたんだけど、その後悔をようやく晴らすときが来ました。新譜HeligolandとMezzanineの曲中心のセットで、高校生時代Mezzanineを聴きまくっていた僕としては嬉しい流れ。ズブズブと足が地面に埋まるようなヘビーな低音の洪水。オーセンティックなダブでもなく、ダブ寄りのテクノ/ハウス勢とも全く違う、Massive Attackだけの洗練された音作り。いったいどういう音楽的ルーツを持った人たちが集まるとこういう音ができるんだろう、と考えるも答えが出るはずもなく、とにかくすげー!と盛り上がりまくりました。「菅直人辞任」などといった字幕が流れたりというビジュアル効果は思ったより盛り上がらなかったけど、音の完成度、スケールの大きさが圧倒的すぎた。最後の最後でこんなすごいライブを見れて本当に今年フジに来てよかったと思った。

Massiveでお腹がすいたので、クロージングのScissor Sistersを待たずにレッドマーキー方面に移動、麻婆丼(すっごく辛かった)を食べつつDJ ALEXIS TAYLOR (from HOT CHIP)を見る。ちょいレトロなエレクトロとかをかけてました。食べたら今度は眠気が来たのでとりあえず休憩…と寝ているとDJ JAMES MURPHY (LCD SOUNDSYSTEM)のころにものすごい大雨が。HORSE MEAT DISCOの途中までなんとなく見てたけどやっぱ眠いし人も多いしもういい!と思い雨の中テントに戻り、今年のフジロックは終了。

この日はやはりMassive Attackに尽きる。Vampire Weekendもよかったし、2日連続のMATT & KIM、何度も見ているGellersもやっぱりよかった。

今年は3日とも雨が振り、やはり雨はしんどいなあ…と実感。でも今年はトレッキングシューズを新調したので思ったより泥道が楽ちんだった。改めて周りを見回すと、トレッキングシューズ、長靴、クロックス系のサンダルなどで雨対策をしてる人が9割超。前回までの僕のように普通のスニーカーで参加してる人はほとんどいないのでした…。道理でいままでしんどかったはずだよ。靴は大事。

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