[FUJI ROCK FESTIVAL ’06 DAY 3] @苗場スキー場

ISIS / 倉橋ヨエコ / SNOW PATROL / BROKEN SOCIAL SCENE / FISHMANS / KILLING JOKE / SUPER FURRY ANIMALS / UMPHREY’S McGEE / MOGWAI / DIGITALISM / NIGHTMARES ON WAX SOUND SYSTEM / SHIRO THE GOODMAN / METALCHICKS / BEZ DJ SET


フジロック’06の3日目。この日は朝から快晴。青空に盛り上がる。

この日最初に見たのはホワイトステージのISIS。マイクパットン主催のIpecacからリリースしてるバンドだということで期待に胸躍らせていたものの、思ったより普通だった。その前に演奏していたenvyと通じるところのあるシリアスなエモ/ハードコア。もっとアホっぽいのを期待してたんだけど…。でも普通にかっこよかったです。

続いてジブシーアバロンにて倉橋ヨエコ(芝生に座ってくつろぎつつ)。一人でピアノ弾き語りかと思いきやバンド編成だった。名前はよく聴くんだけど、音にちゃんと触れたのは初めてな気がする。矢野顕子の影響を感じさせるピアノポップ。わりとよかった。

次はグリーンステージに移動してSNOW PATROL。思えばこの日はよく歩いた。で、スノパトですが、よかった!思った以上によかった!力の抜けたゆるいギターロック。曲の背後ではシューゲイザーなフィードバックノイズがシュワシュワ。予想以上にツボな音。あとでCD買おうと思った。

スノパトを途中で切り上げ、BROKEN SOCIAL SCENEを見るためにホワイトステージに移動。実は予備知識はほとんどなかったんだけど、なんとなく評判いいし、Tシャツも買っちゃったし、ということで頭からしっかり見る。バンドは6人編成(数えた)で、曲によってはボーカルが2人入ったりしてました。いや、めちゃくちゃよかったですよブロークンソーシャルシーン。ベルセバあたりに通じるおおらかな歌と、ポストロックな演奏の融合。快晴の天気とも合っててすごくいい演奏だったと思う。あとボーカルをやってた女の人がめちゃんこかわいかった。でもこのバンド、この後しばらく活動休止するらしいですね…。残念。

それからヘブンに移動し、FISHMANS。予想はしてたけどものすごく混んでた。僕はなんとか入り込めたけど、途中で入場制限かかったんじゃないかしら。大人気のフィッシュマンズでしたが、僕は正直あんまりでした。もともと熱心なフィッシュマンズのファンってわけではないので偉そうなことは言えないんだけど、フィッシュマンズの病んだポップさが失われて、普通の軽快なJ-POPになってた気がする。ゲストボーカルの豪華さ(原田郁子、永積タカシ、キセル、UA、さかなのポコペン…)に反してあまり楽しめないライブでした。僕の周りのフィッシュマンズファンの人にこのライブの感想を聞くとけっこうみんな「よくなかった」と言っていた。

続きましてはレッドマーキーでKILLING JOKE。これも実はあんまり音源聴いたことなくてそんなに思い入れないんですが、PANICSMILEの吉田さんも好きらしいし、いっちょ見とくか、的な気持ちで見てみた。機材のトラブルがあったようで演奏が始まるまでだいぶ待たされましたが、演奏はよかったです。ザクザクとしたメタリックなギターにアリス・クーパーのようなメイクをしたボーカルの歌がのっかってました。ステージには火を噴くパフォーマーも登場し、わけわからんことに。曲の合間に北朝鮮がどうとかブッシュがどうとか死は必ず訪れるとかいろいろ言ってたので、そういうメッセージ性の強い歌詞だったのだと予想されます。なんかうすっぺらなコメントばかりで昔からのファンの方には申し訳ない感じですが、男気あふれるかっこよいライブだったと思いましたよ、僕は。見れてよかった。

その後ホワイトステージに行き、SUPER FURRY ANIMALS。ファーリーズも実はあんまり詳しくない(こればっか)のですが、でもよかったですよ。独特のゆるポップで気持ちよかった。移動が多く疲れていたのでPA裏で座って聴いてたんですが、後から聞いた話ではステージに映し出されていた映像がすごくよかったということなので、惜しいことをしたなあと思いました。

ファーリーズは途中で抜け、ヘブンに行ってUMPHREY’S McGEEを少し。ヘブンの後ろの方で座って休憩しながら聴いてただけなんであまり真剣に見た訳ではないですが、いかにもヘブンのトリのバンドらしい安定感のあるジャムバンドでした。こういうバンド、フジ以外ではあんま見聞きしないんだけど、アメリカではちゃんとしたシーンが確立されてたりするようです。

んでホワイトのトリMOGWAIを見る。Happy Mondaysを少し見てからモグワイにしよっかなあとか思ったりもしたんですが、モグワイ待ちの客の多さを見て「ハピマン見たあとだとすっごい混みそう…」と思ったので、おとなしく頭からモグワイを見ることに。2001年のフジロックで見た彼らのライブはほんとうに衝撃的で、その後ライブを見ても「やっぱ2001年の方がよかったな」といつも思ってたんですが、今回は久しぶりにモグワイのライブを見る(2003年以来)ということで、昔の思い出に引っ張られずフラットな気持ちで見ることができたと思います。で、フラットな気持ちになると…やっぱモグワイすげえ、と思いました。Fear Satanはやらなかったし、新曲中心のセットリストだったし、聴き覚えのある曲はやや少なめだったんだけど、それにもかかわらずすごくよかった。スケールがでかくて美しくてうるさくて。去年見たシガーロスのライブと似たような感動を覚えた。これから3日目ホワイトのトリはシガーロスとモグワイが1年交替でやればいいんじゃないかと思った。

モグワイに感動したあとはレッドマーキーへ。ここ何年かは最終日は朝日が出るまでレッドマーキー周辺にいることが恒例になっていて、今年も例に漏れず朝までコース。以下深夜のレッドでみたものの短い感想。

DIGITALISMはビキビキのテクノでかっこよかった。

NIGHTMARES ON WAX SOUND SYSTEMは見たはずなんだけどあんま覚えてない。

SHIRO THE GOODMANはゆるすぎるセットにちょっとがっかり。もっとガンガンに踊らせてほしかったよ。

METALCHICKSはめちゃくちゃよかった!よっちゃんの「ここで私たちのライブを見られたことを幸運に思ってください」との不敵なMCも全然嫌みじゃない。打ち込みシンセと生ドラムにのっかるメタルメタルしたギターに大興奮。僕はバッファロードーターより好き。

最後に有名な曲ばっか(OasisのSupersonicとか)かけるしやたらつなぎが適当なDJがいたもんで誰だと思ってたら、BEZ DJ SET、つまりハピマンのベズのDJだと知り納得。しかもBEZはDJしてなかったらしい…。DJはほかの人にやらせて、自分はマイクで客を煽るだけ。でも前の方のお客はすごく盛り上がってた。

気がつくと朝日が。2006年のフジロックもこれでおしまい。宿に戻り少し寝て、新幹線で帰る。

3日目の雑感

  • やっぱ晴れてる方が盛り上がる
  • この日が一番ライブをちゃんと見た
  • そして一番よく歩いた

 

以上3日間、やはり楽しいフジロックでした。社会人になってから初めてのフジロックだったんですが、3日間音楽漬けで遊び回る楽しさが学生時代よりも身にしみた気がします。人が多いのは東京に引っ越したせいか、あまり苦にならなかった。

これにて2006年のフジロックのレポートおしまい。

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