[abstract blues.] @CLUB GOODMAN

アフロウズ / 石橋英子 / 倉地久美夫 / FOSSA MAGNA
DJ: KOVACS


 

今月2回目のグッドマン。お目当ては勿論石橋英子ソロであります。

[アフロウズ]

会場に入ると、ちょうどこの人らのライブが始まるところだった。ドラム、パーカッションなどの打楽器ばっかり7、8人集まった変なバンド。ステージ上にいっぱい人がいて窮屈そうでしたが、これでもまだメンバー全員が揃ってるわけではないらしい。楽器の他に、ライブペインティングをしたりするときもあるとか。音の方は、賑やかで野性的な感じでした。メロディー楽器がなくても飽きずに聴かせるところがすごいと思います。

[石橋英子]

そして本日のお目当て、PANICSMILE/MONG HANGの石橋英子さんのソロ。サポートにドラム、ベース、コーラス×2、管楽器隊(サックス×2、トランペット)を加えて、石橋さんはピアノを弾き語り。新しいアルバム収録の歌入りの曲を中心にやっていました。バンド編成ということで、CDとは結構アレンジが変わったりしてて面白かった。というか、石橋さんがちゃんと歌ってるのを聴くのは大分前に初めてパニスマのライブを見て以来だったんだけど、やっぱりいい声してるなあと思った。ピアノと歌だけ聴いてると、湯川潮音とかと並べてもおかしくないようなクラシカルな「いい歌」なんだけど、バンドの演奏を加えることでアバンギャルドな雰囲気が醸し出されておりました。あと、一曲だけNATSUMENのASEさんが出てきて、管楽器隊(ちなみに管の3人はNATSUMENのメンバー)に指揮を出していました。まとめると、期待に違わぬいいライブでした。

[倉地久美夫]

で、次が倉地久美夫。サックスに菊地成孔、ドラムに山本達久を加えてのトリオ編成。石橋英子さんも大ファンだと言う倉地さんですが、いやー、すごかった。一言で言えばギターの弾き語りなんですが、とりあえず歌詞がめちゃくちゃ変。そしてやたら通る声。さらに不穏なメロディーを奏でるサックス、力強いドラムが渾然一体となった独自すぎる音世界。日本語の歌詞がこれだけダイレクトに伝わってくる人を久々に見た気がする。時折歌詞にコミカルな展開があったりもして、笑いながらも圧倒されたライブでした。この日会場が一番盛り上がっていたのは間違いなくこの人のライブでして、演奏が終わった後も拍手が全然鳴り止まなかった。

[FOSSA MAGNA]

この日のトリを飾ったのはベースにミト(クラムボン)、ドラムに伊藤大助(クラムボン)、ピアノに斉藤哲也(Nathalie Wise)の3人を配したジャズバンド、FOSSA MAGNA。バンドの紹介文に「ラモーンズのノリでジャズを演奏」とか書いてあったので、そういう感じで割とわかりやすい演奏をするバンドなのかなあと思っていたのですが、ひたすらにフリーフォームなバンドでした。即興なのかちゃんとした曲なのかもよくわかりませんでした。フリージャズとかが好きな人なら楽しめるのかもしれないけど、僕は正直BGM的にしか聴けず、最後まで音に入り込むことができないままライブが終わってしまいました。その前の倉地久美夫が強烈すぎてよけいに退屈に感じたのかも。倉地さんとFOSSA MAGNAは順番逆の方がよかったかなあ。

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